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年の暮れ

としのくれ
名詞
1
標準
year end
文例 · 用例
六つになる親類の子供が去年の暮れから東京へ来ている。
寺田寅彦 田園雑感 青空文庫
年の暮れに病気して以来は、ほとんど毎日朝から晩まで床の中で書物ばかり読んでいたが、だんだん暖かくなって庭の花壇の草花が芽を吹き出して来ると、いつまでも床の中ばかりにもぐっているのが急にいやになった。
寺田寅彦 自画像 青空文庫
ある年の暮れから正月へかけてひどく歯が痛むのを我慢して火燵にあたりながらベルグソンを読んだことがある。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
夏の玉章一通、年の暮れの玉章一通、確かに届きぬ。
国木田独歩 おとずれ 青空文庫
西南戦争に出征していた父が戦乱平定ののち家に帰ったその年の暮れに私が生まれた。
寺田寅彦 蓄音機 青空文庫
年の暮れに余分な銭のあったのをヴィクトロラの中でいちばん安いのにかえて針も三角の竹針を用いる事にした。
寺田寅彦 蓄音機 青空文庫
宵ではあるが、年の暮れで世間が物騒だというので、伯母は次男の要次郎に言いつけて、おせきを送らせてやることにした。
岡本綺堂 影を踏まれた女 青空文庫
幾年かたつた或年の暮れであつた。
岡本かの子 雜煮 青空文庫
作例 · 標準
年の暮れはどこも慌ただしく、駅のホームも帰省客でごった返している。
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「良いお年を」という挨拶が飛び交う年の暮れの雰囲気が、私はたまらなく好きだ。
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年の暮れに大掃除を終わらせて、すっきりした気分で新年を迎えたい。
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