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十字

じゅうじ
名詞頻度ランク #15878 · 青空 889
1
標準
cross
文例 · 用例
見よやわが十指は晶結し背にくりいむは瀧とながるるごとししきりに掌をもつて金屬の女を研ぎ胴體をもつてちひさなる十字を追へば樹木はいつさいに※轉し都は左にはげしく傾倒す。
萩原朔太郎 受難日 青空文庫
ああ十字疾行する街路のうへそのするどさに日輪もさけびくるめき群集をこえて落しきたるを感じいのり齒をくひしめ受難の日のひくれがたわれつひに蛇のごとくなりて絶息す。
萩原朔太郎 受難日 青空文庫
情慾萩原朔太郎手に釘うて、足に釘うて、十字にはりつけ、邪淫のいましめ、齒がみをなして我こたふ。
萩原朔太郎 情慾 青空文庫
空もいんいん、地もいんいん、肢體に青き血ながれ、するどくしたたり、電光したたり、身肉ちぎれやぶれむとす、いま裸形を恥ぢず、十字架のうへ、齒がみをなしてわれいのる。
萩原朔太郎 情慾 青空文庫
」――(少し早口になる)「私は自分が向ふへ歩いてゐるのか、自分が向ふから蒼白い顔で歩いて来てるのか分らない時がある――十字路で、みんなの元気な顔、殊には出遇つて互に喜ばしさうな挨拶を交はしてゐる人達をみる時。
中原中也 青空文庫
火に充ちし手のナポリの聖女、心菫に泣ける薔薇、聖ギヂルが花、汝は見しや天の砂漠に汝が十字架?
中原中也 ヂェラルド・ド・ネルヴァル 青空文庫
王は黄金を飾った兜をきて、白地に金の十字をあらわした盾と投げ槍とを持ち、腰にはネーテと名づける剣を帯び、身には堅固な鎖帷子を着けていた。
寺田寅彦 春寒 青空文庫
十字になった町のかどを、まがらうとしましたら、向ふの橋へ行く方の雑貨店の前で、黒い影やぼんやり白いシャツが入り乱れて、六七人の生徒らが、口笛を吹いたり笑ったりして、めいめい烏瓜の燈火を持ってやって来るのを見ました。
宮沢賢治 銀河鉄道の夜 青空文庫
作例 · 標準
宝の地図には、古い大木の下に赤いペンで大きな十字が描かれていた。
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窓枠が十字に組まれており、そこから差し込む光が床に幾何学的な影を落としている。
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彼女は首元に、銀色に輝く十字のチャームが付いたネックレスを飾っていた。
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2
標準
sign of the cross
作例 · 標準
祈りを捧げる前に、彼は胸の前で静かに十字を切った。
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古い教会の祭壇の前で、老婆が跪いて十字を描いている。
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試合開始の直前、その選手は勝利を願って素早く十字を切った。
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