浜風
はまかぜ
名詞
標準
sea breeze
文例 · 用例
背低き櫨堤の上に樹ちて浜風に吹かれ、紅の葉ごとに光を放つ。
— 国木田独歩 『小春』 青空文庫
その片陰に家|数二十には足らぬ小村あり、浜風の衝に当たりて野を控ゆ。
— 国木田独歩 『小春』 青空文庫
あれ、そういえば、軒を渡る浜風が、さらさら水の流るる響。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
先月の半ば頃|一日晩方の事……」 この時座敷|寂として由井が浜風陰々たり。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
館内には横浜風を粧う日本の美婦人あり。
— 泉鏡花 『金時計』 青空文庫
鮟鱇坊主と、……唯今でも、気味の悪い、幽霊の浜風にうわさをしますが、何の化ものとも分りません。
— 泉鏡花 『半島一奇抄』 青空文庫
芸者は大抵東京の海沿いから渡ったもので、下町らしい気分があり、波の音かと思われる鼓や太鼓が浜風に伝わった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
浜風が次第に勁くなつて来た。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
作例 · 標準
海辺に吹く浜風が心地よく、暑さを和らげてくれた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
窓を開けると、潮の香りを乗せた浜風が部屋中に広がった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「わあ、すごい!髪が浜風でなびいてる!」と子供がはしゃいだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
ウィキペディア曖昧さ回避
浜風(はまかぜ)は 砂浜で吹く風。海風の別名。 阪神甲子園球場でライト側からレフト側へ吹く風。「阪神甲子園球場#浜風」を参照。 濱風 - 大相撲の年寄名跡の一つ、現在は元前頭3・五城楼勝洋が襲名。 日本海軍艦艇 浜風 (磯風型駆逐艦) - 磯風型駆逐艦 浜風 (陽炎型駆逐艦) - 大日本帝国海軍の陽炎型駆逐艦、菊水一号作戦で沈没。 はまかぜ (列車) - 西日本旅客鉄道(JR西日本)が草津駅・大阪駅-香住駅・浜坂駅・鳥取駅間を東海道本線・山陽本線・播但線・山陰本線経由で運行する特別急行列車。 浜風号 - 横浜博覧会協会100形気動車121・122号車の愛称。 浜風 - 東京ベイ舞浜ホテル ファーストリゾートの日本料理レストラン。 はまかぜ号 - 横浜市の移動図書館。
出典: 浜風 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0