強談
ごうだん
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
tough negotiations
文例 · 用例
そして、これが直らなかつたら打ち殺すぞとか、おこられてもいいから北海道の兄を呼び寄せて強談するとか、頻りにいろいろな恨み言を云つてゐた。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
江戸幕府を直接|覆したものは、創業の家康が極度に恐れた外様の雄藩、強藩ではなくて、志士と呼ばれる下級武士の活躍であり、大頭鯨を追つて来た船を保護するために、アメリカ政府が持ち込んだ強談判であつた。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
荒武者は茶飲み茶碗か何かで酒をあをりながら、あの人を、おどしたり、すかしたり、様々に弁舌を弄して強談判を持ちかけてゐるのですが、決して埒があきません。
— 牧野信一 『捜語』 青空文庫
愛吉さん、お前が酒と連立ったんじゃ、向上から鴨川で対手になってくれやしない、序幕に出した強談場だし、若干金かこっちから持込というのだから、役不足だったろう、まあ飲むが可い、」と笑っている。
— 泉鏡花 『三枚続』 青空文庫
」「それだよ、その事だよ、何も、押借や強談なら、」 しかり、押借や強談なら、引手茶屋の女房の、ものの数ともしないのであった。
— 泉鏡花 『式部小路』 青空文庫
「荷物をおろして下さるか、お祭りを停めて下さるか、さあ、どっちですって、あたし、今朝っから強談判をしているところなのよ」 娘たちは声を立てて笑う。
— 矢田津世子 『※女抄録』 青空文庫
軽輩の分際として、老職へ、強談するのか、身に――身に――」 斉興が、興奮した手から、湯を溢そうとするのを、由羅が、手を添えて「将曹――二人を退げてたもれ」「退れっ」 斉興が、八郎太の方を睨んだ。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
私が大使に強談判をして……」「いや、そんなことをしても無駄じゃ。
— ――金博士シリーズ・6―― 『戦時旅行鞄』 青空文庫
作例 · 標準
交渉は最初から強談となり、合意には至らなかった。
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彼は強談を吹っかけて、こちらの条件をのませようとした。
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あの企業との契約は常に強談になりがちだ。
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