長ズボン
ながズボン
名詞
標準
(long) pants (as opposed to shorts)
文例 · 用例
ネクタイを締めた受験生はけっこういるが、スーツ、それも長ズボンのスーツなど、その控え室では柾生のほかにはいなかった。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
すると、赤っぽい上着に、ワイシャツ、長ズボンといういでたちのサーシャは勿体ぶって眉根をよせ、「この児が僕の云うことを聞かないと困るがね」 祖父はゴーリキイの頭へ手をかけて、首を下げさせた。
— ――幼年時代・少年時代・青年時代―― 『マクシム・ゴーリキイの伝記』 青空文庫
ただ下を向き毛糸の長ズボンを引きずるようにして歩いていたが、いきなり溜見のように、「ああア、お水が飲みたいな」とそれだけを言った。
— 田中英光 『箱根の山』 青空文庫
かく下船者を目撃せる者の多きは、その風態が漁師と異りたるためにして、白シャツにズボンをはき、ネクタイをつけず、故意に目だたざる風を装いたるが如きも、シャツも長ズボンも漁夫一般のそれと異るものありて、印象に残れる如し。
— 坂口安吾 『復員殺人事件』 青空文庫
その頃予の通学せし一橋の中学校にては夙に制服の規定ありしかば、上衣だけは立襟のものを着たれど長ズボンは小児の穿つべきものならずとて、予はいつも半ズボンなりしかば、この事一校の評判になりて大勢のものより常に冷笑せられたり。
— 永井荷風 『洋服論』 青空文庫
だいこんのほうは長ズボンに隠れて見えないが、漫画のベティさんそっくりという奇抜な商標(顔のこと)を目につくところへぶらさげた一癖あるこの|黄褐色の娘を、見まちがうだの見そこなうだのってことがあるもんじゃない。
— 久生十蘭 『だいこん』 青空文庫
大人とか長ズボンとかいう理想は、彼のそばに来るとなくなってしまった。
— WIE JAPPE UND DO ESCOBAR SICH PRUGELTEN 『なぐり合い』 青空文庫
フランス大革命で2つの階級が激突したとき、長ズボンが仲間のシンボルになった。
— Civilization And Disease (1943) 『文明と病気』 青空文庫
作例 · 標準
冬は寒いので、長ズボンを履くことが多い。
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学校の制服は長ズボンとスカートから選べる。
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彼は長ズボンを履いて、きちんと身だしなみを整えていた。
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