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扶助

ふじょ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #9668 · 青空 154
1
標準
aid
文例 · 用例
それも多少は祖母を引うけた家から扶助でもらって僅かに糊口を立てていたので、お秀の給料と針仕事とでは三人の口はとても過活されなかった。
国木田独歩 二少女 青空文庫
同乗客の側から言っても、他の便利のために少しの窮屈や時間の消費を我慢するくらいなことは当然な相互扶助の義務であろうから、なんの遠慮もいらないわけである。
寺田寅彦 蒸発皿 青空文庫
去勢されたような男にでもなれば僕は始めて一切の感覚的快楽をさけて、闘争への財政的扶助に専心できるのだ、と考えて、三日ばかり続けてP市の病院に通い、その伝染病舎の傍の泥溝の水を掬って飲んだものだそうだ。
太宰治 青空文庫
それらの相反するものが融合調和し相互に扶助し止揚することによって一つの完全なる全体を合成し、そうして各因子が全体としての効果に最も有効に寄与しているのでなければならない。
寺田寅彦 連句雑俎 青空文庫
共同作者らの唱和応答の間に、消極的には謙譲礼節があり、積極的には相互扶助の美徳が現われないと、一句一句の興味はあっても一巻の妙趣は失われる。
寺田寅彦 俳諧の本質的概論 青空文庫
終わりに臨んで諸君の将来が、協力一致と相互扶助との観念によって導かれ、現代の悪制度の中にあっても、それに動かされないだけの堅固な基礎を作り、諸君の精神と生活とが、自然に周囲に働いて、周囲の状況をも変化する結果になるようにと祈ります。
有島武郎 小作人への告別 青空文庫
下枝は穴を這出でて始めて天日を拝したる、喜び譬えんものも無く、死なんとしたる気を替えて、誰か慈悲ある人に縋りて、身の窮苦を歎き訴え、扶助を乞わんと思いつる。
泉鏡花 活人形 青空文庫
産んだ子を人質に、男を永く自分の便りにさしてやらう、生んだその子に向つては威張つて自分を扶助さしてやらう――かういふいはれの種を持たない女は一人も無からう。
岡本かの子 上田秋成の晩年 青空文庫
作例 · 標準
経済的扶助を必要としている家庭が増えている。
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困っている人々を扶助する活動に彼は尽力した。
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地域社会の相互扶助の精神が大切だ。
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