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夕陽

せきよう
名詞頻度ランク #22849 · 青空 1040
1
標準
evening sun
文例 · 用例
で、私が其処を出たのは、もはや夕陽がわびしく甲州街道の上に落ちゐる頃であつた。
――不真面目なわが心…… その一週間 青空文庫
此処の景色を私は好きである、坂は段々勾配を増し、酔つて夕陽に照らされてスタコラゆけば、まるで我が身か、我が身が運ぶ箱か分らず、多分今飲んだビールを運ぶ容器であるに相違なからう。
――不真面目なわが心…… その一週間 青空文庫
往来の片側の店にはみんな夕陽が射し込んでゐる。
中原中也 夏の夜の話 青空文庫
さきの日国府津にて宿を拒まれようやくにして捜し当てたる町外れの宿に二階の絃歌を騒がしがりし夕、夕陽の中に富士|足柄を望みし折の嬉しさなど思い出してはあの家こそなど見廻すうちにこゝも後になり、大磯にてはまた乗客増す。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
夕陽海に沈んで煙波|杳たる品川の湾に七砲台|朧なり。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
島の松林は夕陽を浴びて火事のやうだ。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
狸は夕陽にきらきら輝く湖面に浮きつ沈みつ、「あいたたた、あいたたた、ひどいぢやないか。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
)わが家へと入りてみれば  なごやかにうちまじりつつ秋の日の夕陽の丘か炊煙か    われを暈めかすもののあり            古き代の富みし館の          カドリール ゆらゆるスカーツ          カドリール ゆらゆるスカーツ      何時の日か絶えんとはする カドリール!
中原中也 山羊の歌 青空文庫
作例 · 標準
水平線に沈みゆく燃えるような夕陽が、海岸線を黄金色に染め上げていた。
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窓の外には、ビル群の隙間から真っ赤な夕陽が差し込み、オフィスの空気を一変させた。
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「わあ、今日の夕陽は一段と綺麗だね」と恋人が横で微笑んだ。
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2
標準
evening
作例 · 標準
夕陽が山陰に隠れると、急に気温が下がり、秋の気配が色濃く漂い始めた。
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どこからか漂う夕飯の支度の匂いが、夕陽の時刻の郷愁を誘う。
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夕陽を浴びて歩いていると、今日も一日終わるんだなって実感するよ」と友人が独り言のように言った。
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