脳炎
のうえん
名詞
標準
brain inflammation
文例 · 用例
脳炎の急な発症で、一時心神喪失になっていたからだ。
— THE CROOKED MAN 『曲れる者』 青空文庫
電車はコムし書物はよごれるしで、オツユの出る弁当箱は持てないし、嗜眠性脳炎がまた流行っているので、一寸風邪を引いても医者に見せなくちゃならないし、五十円や百円の仕送りでは人間らしい気持ちで勉強は出来やしない……」 承われば一々御尤も千万であるが、さて街頭に立って諸君の生活振りを拝見すると……。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
病名は脳炎であった。
— 平林初之輔 『ポウの本質』 青空文庫
日にやけた顔色はよいけれど、それで衛生にいいのだろうか、もし炎天下のむき出した頭が衛生によいのだとしたら、どうして毎夏脳炎の流行期に、頭をむき出して炎天にさらしていないように、と特別の注意がされて来ていたのだろう。
— 宮本百合子 『女の行進』 青空文庫
松山くにが十八歳になったとき、彼女は結核性脳炎にかかって、数日のわずらいで亡くなった。
— 宮本百合子 『病菌とたたかう人々』 青空文庫
彼の宿命の自殺ではなく、脳炎で狂死したのである。
— 坂口安吾 『篠笹の陰の顔』 青空文庫
最後に発狂し、脳炎で死んだ。
— 坂口安吾 『暗い青春』 青空文庫
〔欄外に〕 Yの妹の良人神沢という人嗜眠性脳炎の由。
— 一九二五年(大正十四年) 『日記』 青空文庫
作例 · 標準
高熱と意識障害が続き、検査の結果、ウイルス性脳炎と判明した。
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蚊が媒介する日本脳炎は、予防接種によって防ぐことができる感染症だ。
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脳炎の早期診断と適切な治療は、重篤な後遺症を防ぐために非常に重要だ。
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