木の下
このした
名詞頻度ランク #26189 · 青空 0 例
標準
under a tree
文例 · 用例
あちらこちらに切り倒された大木の下から、真青な羊歯の鋸葉が覗いている。
— 寺田寅彦 『森の絵』 青空文庫
画はやはり田舎の風景で、ゆるやかな流れの岸に水車小屋があって柳のような木の下に白い頭巾をかぶった女が家鴨に餌でもやっている。
— 寺田寅彦 『森の絵』 青空文庫
馬車の往来が織るような街の両側の人道の並木の下には手を組んだ男女の群が楽しそうに通っている。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
杉の大木の下に床几を積み上げたるに落葉やゝ積りて鳥の糞の白き下には小笹生い茂りて土すべりがちなるなど雑鬧の中に幽趣なるはこの公園の特徴なるべし。
— 寺田寅彦 『半日ある記』 青空文庫
峠が上り下りして、森らしくなる、杜鵑がしきりに啼く、湯治の客が、運んだ飜ぼれ種子からであろうが、栂の大木の下に、菜の花が、いじけながらも、黄色に二株ばかり咲いていた、時は七月末、二千|米突の峠、針葉樹林の蔭で!
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
兄妹は五尺にも足らぬ胡桃の木の下に、二尺角位に乾し草の屋根を葺いて、その下に雫で背中を濡らしながら、木の幹を抱き、向き合つて跼んでゐた。
— 葉山嘉樹 『氷雨』 青空文庫
世界的百貨店、ウェルトハイムの大飾窓に煌めく満天の星、神木の木の下の女神を取巻く小鳥、獣類、人間の小児、それらを囲る幽邃な背景が、エンジンの回転仕掛けで、めぐる、めぐる。
— 岡本かの子 『伯林の降誕祭』 青空文庫
翁がこの木の下にしばし疲れを安めるために憩うたのは、一つは、葉の茂みの軟かさにもあるのだろうが一つは微紅色をした房花に、少女として自分の膝元に育て上げていた時分の福慈の女神の可憐な瞳の面かげを見出していたのではあるまいか。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
作例 · 標準
突然の夕立に遭い、近くの大きな木の下で雨宿りをした。
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公園の木の下には、散ったばかりの桜の花びらが積もっている。
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お弁当を持って、木の下の木陰でランチを楽しむのが一番の贅沢だ。
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