病者
びょうしゃ異読 びょうじゃ
名詞頻度ランク #37749 · 青空 732 例
標準
sick person
文例 · 用例
なまなか伝説的存在にされてあゝ、この言語玩弄者達の世に、なまなか伝説的存在にされて、(パンを奪はれ花は与へられ)あゝ、小児病者の横行の世に!
— 中原中也 『(辛いこつた辛いこつた!)』 青空文庫
そして夢遊病者のやうに立ちあがり、半ば馳足で川上にある旅館をたづねた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
もし芥川君が、實に自分の同感者であり、同病者であるならば、我々の會話は魂の深い所で、親友としての握手を交換すべきだ。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
顧ふに、彼こそ「若い人に同情心は不足勝なものです」と言はれる場合の、その「若い人」である……) 扨、私は近代病者の一例を御紹介するが、その前に一言前置きしなければならない。
— 中原中也 『詩に関する話』 青空文庫
甞て彼――一近代病者は、「情けぞ人の命なる」といふヴェルレーヌが一詩に不図心惹かれ、惹かれた迄はつつましやかであつたが、惹かれ終つて彼はそはそはしはじめた。
— 中原中也 『詩に関する話』 青空文庫
草原の草を縛り合わせて通りかかった人を躓かせたり、田圃道に小さな陥穽を作って人を蹈込ませたり、夏の闇の夜に路上の牛糞の上に蛍を載せておいたり、道端に芋の葉をかぶせた燈火を置いて臆病者を怖がらせたりと云ったような芸術にも長じていた。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
「惜別」の意圖太宰治 明治三十五年、當時二十二歳の周樹人(後の世界的文豪、魯迅)が、日本國に於いて醫學を修め、以て疾病者の瀰漫せる彼の祖國を明るく再建せむとの理想に燃え、清國留學生として、横濱に着いた、といふところから書きはじめるつもりであります。
— 太宰治 『「惜別」の意圖』 青空文庫
大體の文學者といふものは、殆んど皆一種の精神病者であり、その爲に絶えず惱んでゐるやうなものであるが、特に中原君の如き變質傾向の強い人で、同じ仲間の友人がなく、その苦痛を語り合ふ對手が居なかつたとしたら、生活は耐へがたいものだつたにちがひない。
— 萩原朔太郎 『中原中也君の印象』 青空文庫
作例 · 標準
ナイチンゲールはクリミア戦争中、劣悪な環境に置かれた病者たちのために尽力した。
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宗教家は、社会から見捨てられた貧しい病者たちの元を訪れ、救いの手を差し伸べた。
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「たとえどんな身分の人であっても、病者として平等に治療を受ける権利があるはずだ」
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