無縁塚
むえんづか
名詞
標準
tomb of someone with no relatives to mourn their death
文例 · 用例
失敗、疲労、痛恨――僕一生の努力も、心になぐさめ得ないから、古寺の無縁塚をあばくようであろう。
— 岩野泡鳴 『耽溺』 青空文庫
無縁塚をお花主だなぞと、とかく魔の物を知己にするから悪いや、で、どうする。
— 泉鏡花 『註文帳』 青空文庫
開基は了誉上人、始祖家康の生母がここに葬られているために、寺領六百石を領して、開山堂、弁財天祠、外久蔵主稲荷、常念仏堂、経堂、無縁塚坊舎が三カ寺、所北寮が百軒、浄土宗関東十八|檀林中の随一を誇るだけあって、広大壮麗言うばかりない大伽藍です。
— 千代田城へ乗り込んだ退屈男 『旗本退屈男 第十一話』 青空文庫
作例 · 標準
共同墓地には、身元不明の無縁塚が数多くある。
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先祖代々受け継がれてきた墓だが、誰も訪れる人がなく無縁塚となっていた。
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無縁塚に手を合わせ、彼らの冥福を祈った。
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