武鑑
ぶかん
名詞
標準
book of heraldry
文例 · 用例
一と頃江戸図や武鑑を集めていた事があった。
— 内田魯庵 『鴎外博士の追憶』 青空文庫
が、その口の端から渋江抽斎の写した古い武鑑(?
— 内田魯庵 『鴎外博士の追憶』 青空文庫
あごはなんていいましたえ」「武鑑をしらべろといったよ」「え……?
— のろいのわら人形 『右門捕物帖』 青空文庫
」「武鑑をおしらべあそばせと、やさしくいったのよ。
— のろいのわら人形 『右門捕物帖』 青空文庫
としたら、武鑑を繰って二十一歳のお殿さまを見つけ出せば、どこの藩のなんというおかただか、ネタ割れすると思うがどうだね。
— のろいのわら人形 『右門捕物帖』 青空文庫
犬をつり出すためのえさですかい」「おいらが召し上がるんだよ、いただきいただき武鑑を繰って、ここと眼がついたら風に乗ってお出ましあそばすんだ。
— のろいのわら人形 『右門捕物帖』 青空文庫
へへえね、――ちょっとこいつあ大きすぎたかな、かまわねえや、つい気合いがへえりすぎたんだからね、悪く思いますなよ」 さし出したのをいただきながら、禄高、官職、知行所なぞ克明に記録された武鑑を丹念に繰り調べると、ある、ある。
— のろいのわら人形 『右門捕物帖』 青空文庫
そこに「武鑑」を検する必要が生じた。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
作例 · 標準
祖父の書斎から、江戸時代の大名の家紋が記された古い武鑑が出てきた。
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時代劇の考証のために、当時の武鑑を隅々まで読み込む必要がある。
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学者は古書店で見つけた幕末の武鑑を丁寧にめくりながら、当時の権力構造を分析していた。
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