調薬
ちょうやく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞
標準
preparing a prescription
文例 · 用例
ホントウにこの家の案内を知っているらしく、突当りの薬戸棚の硝子戸を開いて、旧式の黒柿製の秘薬|筥を取出して調薬棚の上に置いた。
— 夢野久作 『笑う唖女』 青空文庫
中央の調薬台の前に立った彼は恍惚としてその白い光りに見惚れていた。
— 夢野久作 『笑う唖女』 青空文庫
此巻物は「文政四年冬十一月九日朝より夜の子の刻に至るの間調薬看病の暇に書、名※、字河澄、号京水、一号酔醒、又号生酔道人、仏諡可用宗経」と云ふ奥書があつて、下に華押がある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
「朝より夜の子の刻に至るの間、調薬看病の暇に書」と云つてある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
調薬室へ引返してみると、帆村は前とはすこしも違わぬ位置で、また別の劇薬の目方を測っていた。
— 海野十三 『ゴールデン・バット事件』 青空文庫
大石国手を訪ひ調薬を請ふ。
— 断腸亭日記巻之三大正八年歳次己未 『断腸亭日乗』 青空文庫
源内の手前、永居もできず、お米は調薬を渡されると、是非なく帰り支度をして、弦之丞に心を残しながらそこを出ていった。
— 上方の巻 『鳴門秘帖』 青空文庫
いま癒さなければ母命も危ういところだろうと、すなわち、調薬して病人に与えると、果たして男胎が下り、夫人は七日を経てもとの体にかえったそうです」「そんなに神効があるものなら呼んでみよう。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
作例 · 標準
医師の処方箋に基づき、薬剤師が慎重に調薬を行った。
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伝統的な漢方薬は、複雑な手順を経て調薬される。
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調薬室では、無菌状態を保つための厳密な管理が行われている。
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