処方箋
しょほうせん
名詞頻度ランク #15601 · 青空 51 例
標準
prescription
文例 · 用例
いつか診察を受けに行ったときに、先に来ていた一学生が貰った処方箋を見ながら「また、杏仁水ですか」と云ってニヤリとした。
— 寺田寅彦 『さまよえるユダヤ人の手記より』 青空文庫
五 ――馴れぬ手つきで揉みだした手製の丸薬ではあったが、まさか歯磨粉を胃腸薬に化けさせたほどのイカサマ薬でもなく、ちゃんと処方箋を参考にして作ったもの故、どうかすると、効目があったという者も出て来た。
— 織田作之助 『勧善懲悪』 青空文庫
いわば、あれでいけなければこれで来いと、あやしげな処方箋をたよりに、日本中の病人ひとり余さず客にして見せる覚悟をころころと調合したのである。
— 織田作之助 『勧善懲悪』 青空文庫
彼女の前のセピア色の平面には、きょう出された処方箋や、薬品の註文の写しや、新薬のビラの綴じ込みや、カード式の診断簿等というものが、色々の文房具や、薬品などと一緒に一パイに取り散らしてあった。
— 夢野久作 『復讐』 青空文庫
その中でも薬局と会計の仕事だけは、他人に任せない家風だったので、前の院長の時から引き続いて、品夫がタッタ一人で引き受けているのであったが、田舎の女学校出の彼女にとっては、独逸語の処方箋を読み分ける事からして容易ならぬ骨折りで、寧ろ超人間的の仕事といってもいい位であった。
— 夢野久作 『復讐』 青空文庫
私の愛読する処方箋よもつと奇抜な構想の報告をしたりしたいのです。
— 詩集(1)初期詩篇 『小熊秀雄全集-2』 青空文庫
もちろんそれは反対派の学者たちの処方箋どおりの筋書が効を奏したのにすぎない。
— 海野十三 『放送された遺言』 青空文庫
――実際|女房の言ひつけと、薬の処方箋とは、言葉通りに解釈した方が、男にとつて危険が少かつた。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
作例 · 標準
病院で診察を受けた後、薬剤師に処方箋を渡して薬を受け取った。
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処方箋に書かれた内容を確認し、正しく薬を服用することが重要だ。
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海外旅行中に体調を崩し、現地で処方箋なしで薬を手に入れるのに苦労した。
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ウィキペディア
処方箋 とは、診療所や病院などの医療機関にて診察を受け、医師、歯科医師、獣医師が医薬品を処方するために、薬の種類とその服用量、投与方法などが記載された薬剤師が調剤に用いる文書である。一般に、処方箋医薬品はこの処方箋がなければ入手することはできない。
出典: 処方箋 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0