安否
あんぴ異読 あんぷ・あんぶ・あんび
名詞頻度ランク #23225 · 青空 414 例
標準
safety
文例 · 用例
(明治四十年十月三日『東京朝日新聞』) 十三 霧中の汽車信号 鉄道線路の傍に巨人のごとく直立しあるいは片手あるいは両手を拡げて線路の安否を知らせる普通の信号標は、通常の天気ならば昼夜の別なく有効であるが、ただ霧が掛かって数歩の外は見え分かぬような日には何の役にも立たぬ。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
(F・O)S=山の麓――朝 お絹の安否を思って上って来る両親や村人達。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
)の安否にも関係する重大なことをあさっているのに、何ンにもならんことで茶化すんねえ!
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
国民自身も今のようなスピード時代では到底百年後の子孫の安否まで考える暇がなさそうである。
— 寺田寅彦 『時事雑感』 青空文庫
あかりのついた、お附合の隣の窓から、岩さんの安否を聞かうとしでもしたのであらう。
— 泉鏡花 『夜釣』 青空文庫
あれそれと小田原をやってる処へ、また竜川とかいう千破矢の家の家老が貴方、参ったんだそうで、御主人の安否は拙者がか何かで、昔取った杵柄だ、腕に覚えがありますから、こりゃ強うがす、覚悟をして石滝へ入ろうとすると、どうでございましょう。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
理学士は繰返してまた、「千破矢さんはどうしたんだ、」と、これは何心なく安否を聞いたのであったが、ふと夢の中の事に思い当った。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
けれど、それと同時に、第一に吾等の胸を打つたのは、櫻木大佐等の乘込める海底戰鬪艇の安否である。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日安否について考えている。
安否という言葉は日本語で重要だ。
彼は安否の意味を理解している。
この文には安否が含まれている。