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玉璽

ぎょくじ
名詞
1
標準
sovereign's seal
文例 · 用例
のみならず、千八百九十七年にいたりまして、またもや七カ条の協約というものが締結されましたが、これも先の五カ条と同様、韓国皇帝陛下が親ら玉璽を※せられたのではなく、また韓国の総理大臣が同意したものでもない。
――十四の場面―― 安重根 青空文庫
然り、桑樹に対して太息する玄徳、青山を望ンで黙測する孔明、玉璽を擁して疾呼する孫堅、蒼天を仰いで苦笑する孟徳、蛇矛を按じて踊躍する翼徳、彼等の時代は漸に来りし也。
芥川龍之介 木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌) 青空文庫
(二)喇嘛と一緒に、喇嘛の玉璽が、同じく宮中から失われた。
国枝史郎 喇嘛の行衛 青空文庫
つまり長老は心の中で、いかに英国の官憲が紹介してよこした探偵であるにしても、こんなに若い異国人へ――この時ホートンは二十八であった――宮中の若い上※喇嘛と喇嘛の使用する玉璽とを発見しようそのために来てくれた人であって見れば、一層要求は断わりがたい――で長老は渋々ながら女官の琅玉を召し寄せた。
国枝史郎 喇嘛の行衛 青空文庫
それからもう一つご安心遊ばせ、玉璽は其中長老方のお手に必ず入りましょう。
国枝史郎 喇嘛の行衛 青空文庫
玉璽は再び長老の手に無事に返えっては来たけれど、国境を自由に往復出来る玉璽の印された二枚の手形が何者かに依って持ち出されたことは、遂に発見されなかった。
国枝史郎 喇嘛の行衛 青空文庫
したが、かんじんな内印外印の玉璽は、鋳てあるのか」「たった今、八幡大菩薩の神告があったばかりだ。
吉川英治 平の将門 青空文庫
それに、玉璽には、古文を正し、鋳印には、寸法の故実も考えねば」「わははは。
吉川英治 平の将門 青空文庫
ウィキペディア

玉璽(ぎょくじ)は、広義では皇帝の用いる璽(印章)のことを指すが、狭義では中国の伝国璽を指すことが多い。

出典: 玉璽 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0