御璽
ぎょじ
名詞
標準
imperial seal
文例 · 用例
御劍や御光添ひ、御璽やいや榮えに、數多の御鏡や勾玉や、さやさやし御茵や、照り足らはせ。
— 北原白秋 『白南風』 青空文庫
御剣や御光添ひ、御璽やいや栄えに、数多の御鏡や勾玉や、さやさやし御茵や、照り足らはせ。
— 北原白秋 『篁』 青空文庫
東廂の北端に人影ゆらぐと見る間に、黒袍の前行に續く御劍御璽の捧持者の間を、黄櫨染の御袍、立纓の冠を召された聖上陛下が、御裾を待從に捧げさせ給ひ、げにも威風堂々として出御せさせらる。
— 羽田亨 『賢所御神樂の儀』 青空文庫
篆刻なども中国かぶれの病的時代は、篆刻は中国に見るのみと安心しているが、いずくんぞはからん、日本上代の御璽や、名刹に見るいわゆる大和古印なるものは、彼の秦漢銅印など到底及ばざる気品と風貌とを具えて凜然たるものがある。
— 北大路魯山人 『陶磁印六顆を紹介する』 青空文庫
書入れしてない書式用紙に………… 当時、フランスの王は御璽で封印した逮捕または拘禁の秘密令状を寵臣貴族たちに与えたのであった。
— 上巻 『二都物語』 青空文庫
それを口にしたのは、エセックスと、海軍卿と、ロバアト・セシルと、御璽尚書のトマス・ウィンデバンクが列席する御前会議の席上であった。
— ELIZABETH AND ESSEX 『エリザベスとエセックス』 青空文庫