先体
せんたい
名詞
標準
acrosome
文例 · 用例
検死事件で一寸手離されず、彼方此方へと駈走つて居たが、漸く何うにかなりさうになつたので、一先体を休めに帰つて来たとの事であつた。
— 田山花袋 『重右衛門の最後』 青空文庫
わしらも負けずによほど苦しまねばなりまっせんたい」「そうですとも、そうですとも。
— 永井隆 『長崎の鐘』 青空文庫
あんたほどの器量なら、望み手はいくらでんあるし、そるこそ、おツでん、ほつときやせんたい。
— 岸田國士 『牛山ホテル(五場)』 青空文庫
岡 僕は、あんた達の仲間入りやせんたい。
— 岸田國士 『牛山ホテル(五場)』 青空文庫
オタンチンと云うのが禿と云う字で、パレオロガスが頭なんでしょう」「そうかも知れませんたい。
— 夏目漱石 『吾輩は猫である』 青空文庫
「そんなことは言いませんたい、――わたしにはわたしの考えがありますけん、言論の争いはもうこれでよかと思うとりますが」。
— 尾崎士郎 『風蕭々』 青空文庫
作例 · 標準
精子の先端にある先体は、卵子への侵入を助ける酵素を含んでいる。
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受精のプロセスでは、先体が重要な役割を果たす。
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「この顕微鏡写真、精子の先体部分がよく見えるね。」と、研究者は言った。
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ウィキペディア
先体 は、精子核の周囲を帽子状に取り囲むものであり、精子細胞(en:Spermatid)が精子に変形する過程において、ゴルジ装置から作られた袋状の構造物。尖体とも呼ばれる。先体内には脂質糖タンパク質複合体の先体物質 が含まれている。先体反応を起こし、卵子内に侵入する。
出典: 先体 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0