訓読
くんどく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
kun'yomi (native Japanese reading of a kanji)
文例 · 用例
僕はかの観音経を読誦するに、「彼の観音力を念ずれば」という訓読法を用いないで、「念彼観音力」という音読法を用いる。
— 泉鏡花 『おばけずきのいわれ少々と処女作』 青空文庫
ギリシヤ語の由来、エジプトの象形文字の訓読などを悉く覚えてしまつた少年もありました。
— 牧野信一 『辞書と新聞紙』 青空文庫
ただそう読むときは、吾道は「一以て之を貫く」と訓読すべきである。
— 幸田露伴 『一貫章義(現代訳)』 青空文庫
私はこれを「何か当に共に西の燭を剪りて、却つて巴山夜雨を話する時なるべき」と読ませ、「坊本に巴山夜雨の時を話すと訓読するは非なり。
— 河上肇 『閑人詩話』 青空文庫
と云ってこれ迄売り込んだ名をみすみす葬ってしまうのは如何にも残念という所から版元蔦屋と相談した末「教訓読本」と表題を変え、内味は同じ洒落本を蔦屋の手で発行した。
— 国枝史郎 『戯作者』 青空文庫
寺の雅楽を、ことほぎの身ぶり・神楽のふりごとに交へて砕いたもので、正舞に対する曲舞の訓読である。
— 唱導的方面を中心として 『国文学の発生(第四稿)』 青空文庫
此が今日も尚多くの場合意味不明な訓読法の一つとして、漢文の訳読に残つた転の字の訓なのである。
— 折口信夫 『言語の用語例の推移』 青空文庫
此頃から一方音韻分化したうたゝの形が、うたゝありともなり、悲感を表すと共に、積極感をも示すことになつたが、此は訓読専門の語となつて行つたらしく、専らうたゝと言ふ形の死語として、今日までも残つた。
— 折口信夫 『言語の用語例の推移』 青空文庫
作例 · 標準
日本語の漢字の訓読を覚えるのは、学習者にとって大きな課題だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼は、熟語の音読と訓読の違いを区別するのが苦手だった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
標準
reading a Chinese text (kanbun) in Japanese
作例 · 標準
その教授は、古代中国文学の訓読を専門としている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
彼女は、研究のために漢文を訓読する方法を学んだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite