六朝
りくちょう異読 ろくちょう
名詞
標準
Six Dynasties (of China: Eastern Wu, Eastern Jin, Song, Qi, Liang, Chen)
文例 · 用例
××府の女、六朝の血を衝けた彼女達の北方軍閥に対する憎悪は、南方の組織に関わらずその力によって北方軍閥の倒壊をまって自己を擁力しようとする陰謀、シイ・ファン・ユウも目的をそこにもっていた。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
要するに六朝小説は支那文学の源泉で、それが小説になり、戯曲になり、詩になり、その流れは『捜神記』『剪燈新話』『西湖佳話』『聊斎志異』というような怪譚小説になった。
— 田中貢太郎 『怪譚小説の話』 青空文庫
「唯今御主人から御説明がありました通り、今晩のお話は六朝時代から始める筈で、わたくしがその前講を受持つことになりました。
— 捜神記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
これは清朝初期の学者たちが言い出したものらしく、また一方には、たといそれが干宝の原本でないとしても、六朝時代に作られたものに相違ないのであるから、後世の人間がいい加減にこしらえた偽作とは、その価値が大いに違うという説もあります。
— 捜神記(六朝) 『中国怪奇小説集』 青空文庫
右あらかじめお含み置きください」 白猿伝 梁(六朝)の大同の末年、平南将軍|藺欽をつかわして南方を征討せしめた。
— 白猿伝・其他 『中国怪奇小説集』 青空文庫
此の山気の男多しという山気は、「山気日夕佳なり」とある有名な陶淵明(中国六朝期の詩人)の詩の中の山気とはやや異なっている。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
遠くは春秋戦国に始まって、秦ほろび、漢ほろび、つづいて三国、つづいて六朝、唐はわずかに二百九十年の代を保ったが、その間にも兵乱は歇む時なく、さらに五代の乱れとなる。
— 岡本綺堂 『小坂部姫』 青空文庫
二葉亭が遊戯分子というは西鶴や其蹟、三馬や京伝の文学ばかりを指すのではない、支那の屈原や司馬長卿、降って六朝は本より唐宋以下の内容の空虚な、貧弱な、美くしい文字ばかりを聯べた文学に慊らなかった。
— ――遺稿を整理して―― 『二葉亭四迷』 青空文庫
作例 · 標準
中国史において、六朝時代は政治的には混乱したが、貴族文化が花開いた時期として知られる。
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彼は大学で東洋美術史を専攻し、六朝時代の仏像彫刻について卒業論文を書いた。
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この博物館には、呉、東晋、宋、斉、梁、陳といった六朝の貴重な陶磁器が収蔵されている。
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標準
calligraphic style of the Six Dynasties period
作例 · 標準
彼の書は、力強く奔放な六朝の書風に影響を受けている。
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書道展で見た、六朝風の楷書で書かれた作品の、素朴ながらも厳しい美しさに心を打たれた。
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書道を学ぶ者は、王羲之の洗練された書だけでなく、北魏の六朝楷書のような骨太な書も手本にする。
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