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映ずる

えいずる
動詞-ずる変動詞-自動詞
1
標準
to be reflected (in)
文例 · 用例
この夫婦のように、深く相愛して愛におぼれず、堅く相信じて信に甘えないというのは、アメリカ人の目にはよほど珍しく目新しい一大発見として映ずるかもしれないが、日本人には実は少しも珍しくもなんともない、むしろ規準的な夫婦関係のスタンダードであったのではないかという気がする。
寺田寅彦 映画雑感(※) 青空文庫
蝋の灯は吹くとなき山おろしにあかくなり、くろうなりて、ちらちらと眼に映ずる雪なす膚白かりき。
泉鏡花 龍潭譚 青空文庫
」「あれ伯父さん」 と声ふるえて、後ろの巡査に聞こえやせんと、心を置きて振り返れる、眼に映ずるその人は、……夜目にもいかで見紛うべき。
泉鏡花 夜行巡査 青空文庫
そうして、この効果は暗黒にならされた目にあまり強くない光の帯が映ずる場合に特に著しいように思われたのである。
寺田寅彦 人魂の一つの場合 青空文庫
胃の腑の適当な充血と消化液の分泌、それから眼底網膜に映ずる適当な光像の刺激の系列、そんなものの複合作用から生じた一種特別な刺激が大脳に伝わって、そこでこうした特殊の幻覚を起こすのではないかと想像される。
寺田寅彦 詩と官能 青空文庫
私は思うに、これは多分、この現世以外に、一つの別世界というような物があって、其処には例の魔だの天狗などという奴が居る、が偶々その連中が、吾々人間の出入する道を通った時分に、人間の眼に映ずる
泉鏡花 一寸怪 青空文庫
……鏡面に映ずる影の通りに……。
夢野久作 怪夢 青空文庫
(つゞく)       八 トライチケ(三) 東西南北どちらの方角を眺めても、彼の眼に映ずるものは悉く独乙の敵であつた。
夏目漱石 点頭録 青空文庫
作例 · 標準
月明かりが湖面に静かに映ずる
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鏡には、疲れた自分の顔が映ずる
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夕焼けの色が窓ガラスに映ずる
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彼女の瞳には、遠い故郷の風景が映ずるかのようだった。
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2
標準
to impress (a person)
作例 · 標準
その演技は観客の心に深く映ずるものがあった。
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彼の力強いメッセージは、多くの若者の胸に映ずるだろう。
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その絵画は、見る者の心に鮮烈な印象を映ずる
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悲しい物語が、静かに私の心に映ずる
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