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脂粉

しふん
名詞
1
標準
rouge and powder
文例 · 用例
そのたびにはら/\して女優の美貌から脂粉がはげおちた。
吉行エイスケ 飛行機から墜ちるまで 青空文庫
脂粉の気の少い処だから、此の青い燈籠を携ふるのは、腰元でない、女でない。
泉鏡太郎 十和田湖 青空文庫
俺があれの脂粉の香をいつくしみ初めて、一切の淫蕩を捨て去つてから二十年になる。
平出修 畜生道 青空文庫
多摩川に沿って近頃三業組合まで発達した東京近郊のF――町は見物人の中に脂粉の女も混って、一時祭りのような観を呈した。
岡本かの子 雛妓 青空文庫
その伝に書いてある女、新しい詞で形容すれば、死の天使を閾の外に待たせて置いて、徐かに脂粉の粧を擬すとでも云うような、美しさを性命にしているあの女が、どんなにか岡田の同情を動かしたであろう。
森鴎外 青空文庫
緑酒と脂粉の席の間からも、其の道が、常に耿々と、ヤコブの砂漠で夢見た光の梯子の様に高く星空迄届いているのを、彼は見た。
中島敦 光と風と夢 青空文庫
老いたるかな、衰へたるかな、只だ是れ屍の脂粉を傅けて行くものゝみ。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
南渡の後呉俗もっとも盛んで、皆脂粉を傅け盛んに粧飾し、針縫を善くし、呼んでいう皆婦人のごとし。
猪に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
作例 · 標準
彼女は脂粉を厚く塗って、まるで別人になったようだった。
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舞台役者は、役柄に合わせてたっぷりと脂粉を施す。
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昔の美人画には、白い脂粉で整えられた顔が描かれていることが多い。
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