入湯
にゅうとう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
taking a hot bath
文例 · 用例
入湯客はいずれも温泉場の正月をすごしに来て良い身分である。
— 織田作之助 『雪の夜』 青空文庫
女中部屋でもよいからと、頭を下げた客もあるほどおびただしく正月の入湯客が流れ込んで来たと耳にはいっているのに、こんな筈はないと、囁きあうのも浅ましい顔で、三人の踊子はがたがたふるえていた。
— 織田作之助 『雪の夜』 青空文庫
糸七は、嘗て熱海にも兩三度入湯した事があつて、同地に知己の按摩がある。
— 泉鏡花 『遺稿』 青空文庫
いやもう、神のごとしとござりまして、所々方々から、彼岸詣のように、ぞろぞろと入湯に参りまする。
— 泉鏡花 『湯女の魂』 青空文庫
糸七は、嘗て熱海にも両三度入湯した事があって、同地に知己の按摩がある。
— 遺稿 『遺稿』 青空文庫
」「さう云へば彼處の湯に入つてる客たちだつてそんな奴ばかりでしたよ、長距離電話の利く處に行つていたんぢやア入湯の氣持はせぬ、朝晩は何だ彼だとかゝつて來てうるさくて仕樣がない、なんて。
— 若山牧水 『みなかみ紀行』 青空文庫
そしてそうした人里離れた場所であるだけその若者たちの被解放感は他の温泉場に於けるより一層甚だしく、入湯にというより唯だ騒ぎに来たという方が適当なほどよく騒いだ。
— 若山牧水 『みなかみ紀行』 青空文庫
彼は、下田から一里ばかりの蓮台寺村にある湯が、瘡毒や疥癬にいいということをきいたので、すぐその日、蓮台寺村に移って入湯した。
— 菊池寛 『船医の立場』 青空文庫
作例 · 標準
長い旅の疲れを癒すため、私たちは温泉旅館でゆっくり入湯した。
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この温泉は効能豊かで、入湯客が絶えない。
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あぁ、気持ちいい!やっぱり日本の温泉は最高だね!と彼は湯船に浸かりながら言った。
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