失語
しつご
名詞動詞-サ変
標準
forgetting the words
文例 · 用例
氏と対座してゐるときの印象では、言葉を忘れた病人、「失語症」の人のやうに、沈黙の行をやる、土牛といふ雅号にふさはしく鈍重で動作ものろく、こちらで物を言はなければ千年も黙つてゐさうである。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
「ねえ支倉君、キャムベルに云わせると、重症の失語症患者でも、人を呪う言葉は最後まで残っていると云うじゃないか。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
つまり、その際の混淆された印象が丁抹国旗という、相似した失語になって現われたのだよ。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
ボオドレェルは失語症に罹って死んだ。
— 原口統三 『二十歳のエチュード』 青空文庫
此人は、理論から見ると、十分日本の文章を知つてゐたが、實際になると、失語症の樣な處があつた。
— 折口信夫 『詩と散文との間を行く發想法』 青空文庫
一種の失語症で、譬へば、ものといふやうな言葉を、無暗に使つて居る。
— 折口信夫 『古代中世言語論』 青空文庫
今朝、突然亀井が失語してしまった。
— 久生十蘭 『地底獣国』 青空文庫
むりやり後妻に直らされて、おまけにあの生まれつき失語症みたいな子まで産まされてしまつたのだ。
— 神西清 『地獄』 青空文庫
作例 · 標準
スピーチの途中で突然失語してしまい、頭が真っ白になった。
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試験中に緊張のあまり失語し、何も書けなかった。
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彼はその時のショックで一時的に失語状態に陥った。
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