頭目
とうもく
名詞
標準
chief
文例 · 用例
応仁の乱は細川勝元、山名宗全の両頭目の死によって一時、中央では小康を得たようなものの、戦禍はかえって四方へ撒き散された形となって、今度は地方地方で小競合いが始まりました。
— 岡本かの子 『鯉魚』 青空文庫
それぞれに、樒、線香を手向けたのがあって、十三塚と云う……一揆の頭目でもなし、戦死をした勇士でもない。
— 泉鏡花 『怨霊借用』 青空文庫
彼等を率いた頭目らしいのは、独り、年配五十にも余るであろう。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
この頭目、赤色の指導者が、無遠慮に自動車へ入ろうとして、ぎろりと我が銑吉を視て、胸さきで、ぎしと骨張った指を組んで合掌した……変だ。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
同時に、うしろ向きの赤い袖が飜って、頭目は掌を口に当てた、声を圧えたのではない、笛を含んだらしい。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
三頭目の斃牛を化製所の人夫に渡してしまってから、妻は不安にたえない面持ちで、「こう間の悪いことばかり続くというのはどういうもんでしょう。
— 伊藤左千夫 『去年』 青空文庫
老子は今でこそ道家の棟梁、神僊の頭目であるが、前漢の時は、老子の道を奉ずる者は有つても、それは儒者が孔子を尊ぶやうに尊んだのである、佛者が釋迦を拜するやうな譯では無かつた。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
『諸経要集』に引いた『譬喩経』に富人が穀千|斛を地に埋め、春暖に至り種を取ろうと開いて見れば、穀はなくて手足も頭目もない頑鈍肉様の一虫あるのみ。
— 羊に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
彼は犯罪組織の頭目として、長年警察に追われていた。
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その部族の頭目は、皆から尊敬される賢者だった。
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革命軍の頭目は、カリスマ的な指導力で人々を導いた。
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