林間
りんかん
名詞
標準
in the forest
文例 · 用例
此の道筋の林間の小徑は往來の人通りも稀れで、安價なる人癲癇は忽ち解消した。
— 寺田寅彦 『伊香保』 青空文庫
石も多いがしかしそれに生え越して瑞々と茂った、赤松、樅、山毛欅の林間を抜けて峯と峯との間の鞍部に出られた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
鮭が林間の小河に上って来たり、そこへ熊が水を飲みに来ていた頃を想像するのは愉快である。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
) 写真班の英雄は、乃ちこの三岐で一|度自動車を飛下りて、林間の蝶に逍遥する博士を迎ふるために、馳せて後戻りをした処である。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
そしてその話を今だに忘れていないが、人名や地名は今は既に林間の焚火の煙のように、何処か知らぬところに逸し去っている。
— 幸田露伴 『観画談』 青空文庫
そうして九月上旬にもう一度行ったときに、温泉前の渓流の向こう側の林間軌道を歩いていたらそこの道ばたにこの花がたくさん咲き乱れているのを発見した。
— 寺田寅彦 『あひると猿』 青空文庫
林間の逍遙子(しょうようし)よ、いかにしばしばわが心汝に振り向きたるよ!
— 国木田独歩 『小春』 青空文庫
林間の逍遙子よ、いかにしばしばわが心汝に振り向きたるよ!
— 国木田独歩 『小春』 青空文庫
作例 · 標準
夏休みには、家族で林間の静かなキャンプ場へ行くのが恒例だ。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
林間の小道を歩いていると、木漏れ日がきらきらと地面に落ちていた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
そのホテルは林間に佇む隠れ家のような宿で、鳥のさえずりしか聞こえない。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
ウィキペディア曖昧さ回避
林間(りんかん) 林の中のこと 林間学校 神奈川県相模原市および大和市の地名。1929年からの林間都市計画でできた。 林間都市計画で駅名にもなっているもの 中央林間 南林間 東林間 林間 (大和市) 和歌山県橋本市にある住宅地 南海橋本林間田園都市 南海高野線で運行される特別急行列車「りんかん」は「こうや」を参照のこと。
出典: 林間 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0