急がせる
いそがせる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to hurry (someone to do)
文例 · 用例
斯様いう恐ろしい、そして馬鹿げた世が続いた後に、民衆も目覚めて来れば為政者権力者も目覚めて来かかった時、此世に現われて、自らも目覚め、他をも目覚めしめて、混乱と紛糾に陥っていたものを「整理」へと急がせることに骨折った者が信長であった、秀吉であった。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
兵器船舶の整備を急がせると共に、黒田長政、小西行長、加藤清正をして、肥前松浦郡|名護屋に築城せしめ、更に松浦|鎮信をして壱岐|風本(今勝本)に築かしめた。
— 菊池寛 『碧蹄館の戦』 青空文庫
おまえが馬車から飛び降りてしまったら、おれは馬車をどんどん急がせるから」「でも、お嬢さまが兄さんに、捕まえておいで!
— 佐左木俊郎 『恐怖城』 青空文庫
そんな訳であるから、さっき帰ってからまだ二※とは過ぎていないのに、女の迎いを急がせる。
— 岡本綺堂 『箕輪心中』 青空文庫
が、たうとう埓もない事になつたと思ふと、もう山の姿も雲のたたずまひも眼には入らず、折角永年あこがれてゐたその山に來ても、半ば無意識に唯だ脚を急がせるのみであつた。
— 若山牧水 『熊野奈智山』 青空文庫
などと先ばかりを急がせるのであつた。
— 牧野信一 『剥製』 青空文庫
間に合わぬと知ったので、最後の手段として円タクを割増金つきで急がせることにより、ようやく時刻ぎりぎりに滑りこんで、セーフと相成った。
— 海野十三 『深夜の市長』 青空文庫
さあ早く、早く」 張とネッドと山木は、河合のことばを信じかねたが、しかし河合がしきりに急がせるのでしぶしぶ穴の中へ下りた。
— 海野十三 『火星探険』 青空文庫
作例 · 標準
突然の夕立が、帰路につく人々の足取りを急がせた。
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発注元の企業が、下請け工場に対して製品の納入を急がせた。
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会議の時間が残り少なくなり、司会者は参加者に結論を急がせた。
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相手の状況も考慮せずに返事を急がせるのは、ビジネスにおいて失礼にあたる。
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