解析
かいせき
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #3323 · 青空 192 例
標準
analysis
文例 · 用例
尤もこの短篇探偵小説における判官の方法は甚だしく直観的要素の勝ったもので解析的論理的な要素には乏しいと云わねばならないが、しかし現代科学の研究法の中にも実はこの直観的要素が極めて重要なものであって、これなしには科学の本質的な進歩はほとんど不可能であるということはよく知られたことである。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
従って解析的の方法を取るべき材料いまだ具備せず。
— 寺田寅彦 『自然現象の予報』 青空文庫
そうして簡易な解析と手軽な実験によって問題の大きい輪郭を明快に決定するという行き方であったように見える。
— 寺田寅彦 『工学博士末広恭二君』 青空文庫
解析の方法でも、数学者流に先ず最も一般の場合を取扱った後に a=0 b=0 c=0……と置く流儀ではなかったようである。
— 寺田寅彦 『工学博士末広恭二君』 青空文庫
これを現わす解析法も幾何学もまだ発見されていない。
— 寺田寅彦 『破片』 青空文庫
数学のように最初全く任意に(もっとも経験から暗示されるものではあるが)一つの概念を与えあとは解析ばかりでその内容を展開するのと、物理学で自己以外の実在として与えられた外界の現象を系統立てるのとはよほど趣がちがわなければなるまい。
— 寺田寅彦 『物理学と感覚』 青空文庫
たとえば一つの自動車を作ってその機械の自己の作用で向かう所にどこまでも向かわせる場合には便宜とか選択の問題は起こらぬ、車は行く所にしか行かぬのであるが、これが解析的な数学の行き方とすれば物理学のはそうでない。
— 寺田寅彦 『物理学と感覚』 青空文庫
解析型クラシカル型の人は多く後者に属し、幾何型ロマンチック型の学者は前者に属するのは周知の事実である。
— 寺田寅彦 『ルクレチウスと科学』 青空文庫
標準
parsing