絶対論
ぜったいろん
名詞
標準
absolutism (phil.)
文例 · 用例
近ごろ相対原理の発見に際してまたまたニュートンが引き合いに出され、彼の絶対論がしばしば俎の上に載せられている。
— 寺田寅彦 『案内者』 青空文庫
芸術派の芸術絶対論はここにも難点をもつように思われる。
— 平林初之輔 『文芸は進化するか、その他』 青空文庫
懐疑論も、絶対論でさえも、その時代の産物であるといわれるであろう。
— 三木清 『哲学入門』 青空文庫
氏はむしろヴントらと立脚地を同じくせる絶対論者である。
— 倉田百三 『愛と認識との出発』 青空文庫
媒介が本当に論理の本質的機能ならば、論理が絶対論理として一切の非論理的なものをも論理化して了ったということがあり得ないように、媒介が一切の直接なものを媒介して了ったような絶対媒介というものは、実は媒介絶対主義で、却って無媒介の直接的否定と何の選ぶ処もないだろう。
— 戸坂潤 『現代唯物論講話』 青空文庫
作例 · 標準
彼はあらゆる価値観には普遍的で不動の基準が存在すると主張し、極端な絶対論の立場をとっている。
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議論が平行線を辿ったのは、双方が自分の正義を絶対論として譲らず、妥協点を探ろうとしなかったからだ。
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ポストモダンの相対主義が広まる中で、あえて道徳的な絶対論を再構築しようとする哲学者が現れた。
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