小春日和
こはるびより
名詞頻度ランク #41574 · 青空 137 例
標準
Indian summer (around November)
文例 · 用例
小春日和の暖かい日にはうとうと居眠りをした。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
麦播きがすむと、彼等はこんどは、枯野を歩いて寺や庵をめぐり、小春日和の一日をそれで過すのをたのしみとしているのだ。
— 黒島傳治 『四季とその折々』 青空文庫
小春日和の日曜とて、青山の通りは人出多く、大空は澄み渡り、風は砂を立てぬほどに吹き、人々行楽に忙がしい時、不幸の男よ、自分は夢地を辿る心地で外を歩いた。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
然し大庭真蔵は慣れたもので、長靴を穿いて厚い外套を着て平気で通勤していたが、最初の日曜日は空青々と晴れ、日が煌々と輝やいて、そよ吹く風もなく、小春日和が又|立返ったようなので、真蔵とお清は留守居番、老母と細君は礼ちゃんとお徳を連て下町に買物に出掛けた。
— 国木田独歩 『竹の木戸』 青空文庫
小春日和の午後の陽ざしは、トシオの広い賢げな額や、健康らしく肉付きの引しまった頬に吸い寄りました。
— 岡本かの子 『トシオの見たもの』 青空文庫
上等の小春日和で、今日も汗ばむほどだったが、今度は外套を脱いで、杖の尖には引っ掛けなかった。
— 泉鏡花 『若菜のうち』 青空文庫
その日、産声が空に響くようなからりと晴れた小春日和だったが、翌日からしと/\と雨が降り続いた。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
……晩に雪が来ようなどとは思いも着かねえ、小春日和といった、ぽかぽかした好い天気。
— 泉鏡花 『唄立山心中一曲』 青空文庫
作例 · 標準
昨日はまるで小春日和のような暖かさで、上着がいらないほどだった。
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久しぶりの小春日和に誘われて、家族でピクニックに出かけた。
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「こんな小春日和がいつまでも続けばいいのに」と、彼女は空を見上げて呟いた。
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ウィキペディア
小春日和(こはるびより)は、晩秋から初冬にかけての、暖かく穏やかな晴天である。
出典: 小春日和 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0