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下土

かど異読 かと
名詞
1
標準
lower world
文例 · 用例
屋台根こそぎ波を打って、下土間へ真逆に落ちようとしました……と云った楼で。
泉鏡花 薄紅梅 青空文庫
松瀬博士以下土浦、園田、木下、小玉博士、それに若い学士達が四五人、みな今暁息をひきとったそうです」「うん、松瀬君もやられたか」と博士はちょっと押黙って何事かを考えているようであったが、相変らず室内散歩の歩調をゆるめはしなかった。
海野十三 国際殺人団の崩壊 青空文庫
毒泥浸入に因れる床下土砂の入替費増加。
田中正造 公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書 青空文庫
藤崎村に而|継馬、夕七半時過弘前城下下土手伊勢屋甚太郎方著、直小野氏|尋訪行飲。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
但し卑彌呼は下界の小君長に過ぎざりしかども、大御神は天上まします至高至尊の神にして、日輪を玉體となし、長へに下土に照臨し給へり。
白鳥庫吉 倭女王卑彌呼考 青空文庫
この三村はもと土出村のみであったのが、寛文二年戸倉村を分ち、天和二年更に土出村を上下二村に分ったが、寛保元年に上土出村を単に土出村と称し、下土出村を越本村と改称した。
木暮理太郎 尾瀬の昔と今 青空文庫
(二一)旱魃の際、雨を祈る法 その法は、「皇皇上天照臨下土集地之霊神降甘雨庶物群生咸得其所」(皇々たる上天、下土を照臨して、地の霊を集め、神は甘雨を降らし、庶物は群生して、みなその所を得)の文を唱うるなり。
井上円了 妖怪学 青空文庫
これそもそも人心の奇を好むによるか将たその間必然の理勢ありて存するか流行の勢は滔々として氾濫の力を逞くし下土を水にし陵谷を汨にし天下を挙げて深淵に溺没せざるものは幾稀矣。
津田左右吉 史論の流行 青空文庫
作例 · 標準
古代の神話では、この世とは別に、魂が行き着く下土の存在が語られている。
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彼は、まるで下土の住人のように、現世の出来事に無関心だった。
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冥界や死後の世界は、しばしば「下土」とも呼ばれる。
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