八百万の神
やおよろずのかみ
表現名詞
標準
all the gods and goddesses
文例 · 用例
今眼前にこの岩手山の実に立派な姿を眺め、その麓に展開する山川の実に美しい多様な変化を味わっていると、どうしても日本はやはり八百万の神々の棲処であり、英雄の国であり、哲人の国であり、食うことと飲むことの外にまだ色々様々大事なことのある国だとしか思われないのである。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
日本のような多彩にして変幻きわまりなき自然をもつ国で八百万の神々が生まれ崇拝され続けて来たのは当然のことであろう。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
「神代巻」や『古事記』に、天照大神岩戸籠りの時、八百万の神、常世の長鳴鳥を聚め互いに長鳴せしめたと見ゆ。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
男の女房は氏神様にお供え物をしたり、八百万の神々に祈ったりした。
— THE STONE BUDDHA 『石仏』 青空文庫
しかもその誓約は日本でいえば弓矢八幡、八百万の神々というが如く天に在します神の御名に於て厳格に約束したのである。
— 新渡戸稲造 『国際聯盟とは如何なものか』 青空文庫
その神様の種類からいえば、先ず店の間の天照皇太神宮を初めとし、不動明王、戸隠神社、天満宮、戎、大黒、金比羅、三宝荒神、神農様、弁財天、布袋、稲荷様等、八百万の神々たちが存在された。
— 大切な雰囲気 『大切な雰囲気』 青空文庫
(手を合せる)八百万の神々、十方の諸菩薩、どうかこの嘘の剥げませぬように。
— 芥川龍之介 『二人小町』 青空文庫
その間にいろ/\な神々、最も卑劣な考へ方では、いはゆる八百万の神といふやうな神観は、低い知識の上でこそ考へてゐますが、われ/\の宗教的或は信仰的な考へ方の上には、本当は現れては参りません。
— 折口信夫 『神道の新しい方向』 青空文庫
作例 · 標準
日本では、自然の中に八百万の神が宿ると考えられている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
八百万の神々に感謝し、私たちは日々の暮らしを送る。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は八百万の神に祈りを捧げ、家族の健康を願った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash