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単音

たんおん
名詞
1
標準
single sound
文例 · 用例
そうして、五十音図は後に出来たものであるけれども、五十音図で同行または同段に属する仮名に相当する奈良朝の諸音は、その実際の発音を研究した結果、やはり互いに共通の単音をもっていたことが推定せられる故、説明の便宜上、行または段の名をも用いることとした。
橋本進吉 国語音韻の変遷 青空文庫
深緑の闇い夜――ふる雨の黒いかがやき、廃れたる橡の葉に古池に霊の底の秘密へ、日がな終日、昼間から、今日の朝から、昨日から、遠い日の日の夕から、ふりつづく長い長い憂欝の単音律、その青い雨……黴くさい雨……投げやりの雨……辛気くさい静かな雨、かなしいやはらかな……生温るい計画の雨。
北原白秋 東京景物詩及其他 青空文庫
単音で弾いてみろよ」 奴は左利きなので、右用のベースをひっくりかえして、〈カム・ホーム〉のベースラインを弾きはじめた。
第2章 メリーゴーラウンド、1967年 45回転の夏 青空文庫
(一)古代――キリスト教発生以前の諸国の音楽の栄えた時代で、音楽の様式からいえば単音の連続よりなる旋律のみが行われた時である。
乙骨三郎 総説 西洋音楽史の時代 青空文庫
この単音時代になされた重要な事は種々の音階や旋律の作られたことである。
乙骨三郎 総説 西洋音楽史の時代 青空文庫
(二)中世――キリスト教の単音聖歌の起った時からローマ教会の重音聖歌の完成された時(即ちパレストリーナが世を去った頃)までを含む。
乙骨三郎 総説 西洋音楽史の時代 青空文庫
(イ)単音期――一世紀から九世紀を含む。
乙骨三郎 総説 西洋音楽史の時代 青空文庫
単音期に作られた聖歌の旋律に、他の異る旋律を合せて歌うことが始まり、それが遂に複雑な重音楽に発達した時期である。
乙骨三郎 総説 西洋音楽史の時代 青空文庫
作例 · 標準
ピアノの鍵盤を一つだけ叩いて、澄んだ単音を響かせた。
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赤ちゃんが最初に発する言葉は、意味を持たない単音であることが多い。
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複雑な和音を聴き取る前に、まずは正確な単音を認識する訓練が必要だ。
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2
標準
monotone (harmonica, etc.)
作例 · 標準
この古いハーモニカは、単音しか出せないシンプルな構造だ。
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電子レンジのタイマーが鳴り終わると、無機質な単音が3回響いた。
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昔の携帯電話の着信音は、今のようなメロディではなく単音だった。
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ウィキペディア

単音 は音としての音声を構成する最小単位である。音価(おんか)とも呼ばれる。

出典: 単音 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0