実印
じついん
名詞頻度ランク #43481 · 青空 67 例
標準
officially registered seal
文例 · 用例
手前が何しますにつけて、これもまた、学校に縁遠い方だったものでえすから、暑さ寒さの御見舞だけと申すのが、書けないものには、飛んだどうも、実印を捺しますより、事も大層になります処から、何とも申訳がございやせん。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
銀行の使いは、今までずーっと新子の役であって、それに使う実印だけは、母が判箱には入れてないで、どっか箪笥の抽斗の奥ふかくしまってあるということを。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
…… 通帳をそっと持ち出すことはやさしいが、母の眼をしのんで、箪笥の抽斗をかき廻して実印を探し出すことは至難であるということを。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
父親が中風で寝付くとき忘れずに、銀行の通帳と実印を蒲団の下に隠したので、柳吉も手のつけようがなかった。
— 織田作之助 『夫婦善哉』 青空文庫
兄の名にして実印ではないがその印も捺してあった。
— 田中貢太郎 『白っぽい洋服』 青空文庫
「貴方、その指環を私のと取替事して下さいね」「さうか」 各その手に在るを抜きて、男は実印用のを女の指に、女はダイアモンド入のを男の指に、※し了りてもなほ離れかねつつ、物は得言はでゐたり。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
彼はでっぷりと肥った男が、実印を刻んだ金|指環をでも、光らせながら、大男に連れられて、やって来るのではないかしらと思った。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
彼はでつぷりと肥つた男が、実印を刻んだ金指輪をでも、光らせながら、大男に連れられて、やつて来るのではないかしらと思つた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
作例 · 標準
そのプロジェクトには、当初予定していた実員よりも少ない人数で臨まなければならなかった。
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会議で報告された人数は、実際の参加者数である実員とは異なっていた。
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部隊の実員を正確に把握することが、作戦遂行の第一歩だ。
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