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歯石

しせき
名詞
1
標準
tartar
文例 · 用例
わかい歯科医のもとへ 一句「歯石はづす 夜の皓さに睫毛鳴る」とかき送つてその夜、まつしろいものに埋つて寝た。
高祖保 青空文庫
スタニスラウスは少しせき込んで同じ事を繰り返したが、今度も老僕には聞き取れなかつた。
DAS FAMILIENFEST 祭日 青空文庫
女の子は、半分気味の悪そうに狐に魅まれでもしたように掌に受けると――二人を、山裾のこの坂口まで、導いて、上へ指さしをした――その来た時とおんなじに妹の手を引いて、少しせき足にあの径を、何だか、ふわふわと浮いて行く。
泉鏡花 若菜のうち 青空文庫
あの町がその後どうなつたか、私の家、私の家族がどうなつたかは少しも分りません……」かう云つてちよつと詞を途切つた老人は深く眉を顰めたが、少しせきこむやうにして續けた。
南部修太郎 霧の夜に 青空文庫
何かしら絆が搦んでいるらしい、判事は、いずれ不祥のことと胸を――色も変ったよう、「どうかしたのかい、」と少しせき込んだが、いう言葉に力が入った。
泉鏡花 政談十二社 青空文庫
……」 古藤は二重に折っていたような腰を立てて、少しせきこんで、「それはあなたに不似合いな言葉だと僕は思いますよ。
有島武郎 或る女 青空文庫
平生から締まりのないうえに、きょうは家捜しで少しせきこんでいる。
夏目漱石 三四郎 青空文庫
凡そ薄っぺらではありませんね」 と若い先生は少しせき込んで言った。
倉田百三 光り合ういのち 青空文庫
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歯石 は、歯に付着したプラークが除去されないまま長期間堆積し石灰化した沈着物。

出典: 歯石 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0