競り
せり
名詞頻度ランク #28266 · 青空 34 例
標準
competing
文例 · 用例
食色の慾が足り、少しの閑暇があり、利益や権力の慾火は断えず燃ゆるにしてもそれが世態|漸く安固ならんとする傾を示して来て、そうむやみに修羅心に任せてが寄ってたかって競り上げた。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
出世を競り合うて呪咀い合うものと聞いた、蔵元屋の前の御寮さんが、コッソリ里子に遣ったままにして置いた芋屋の娘……正しく蔵元屋の血統を引いた、お熊さん同様の一点の疵もない卵の剥き身、生さぬ仲の芋屋の老人夫婦を真実の親と思い込んでの孝行振りまで、お熊さんと瓜二つの生き写し。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
競り上るように鮮かさを見せる満山の新緑。
— 岡本かの子 『呼ばれし乙女』 青空文庫
一進一退のピッチは軈て矢を射るよりも速くなっても、自分には同じ水の上に松浦の艇と自分の艇とが一二メートルずつ競り合っているに過ぎない感じだ。
— 岡本かの子 『娘』 青空文庫
金五郎はその偶人を二十五両で競り落として得意になっているところであった。
— 田中貢太郎 『偶人物語』 青空文庫
食色の慾が足り、少しの閑暇が有り、利益や権力の慾火は断えず燃ゆるにしても其れが世態漸く安固ならんとする傾を示して来て、然様無暗に修羅心に任せてが寄つてたかつて競り上げた。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
こゝに行基菩薩という方は東国化導のみぎり、この浦を通りかゝられましてと来るかな」「競り方、だいぶ苦しいと見えて、名文句の間に、来るかなが多過ぎるぞ」 誰かが半畳を入れました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
しかし「さあ、七銭からとお銭、飛んで十と五銭――」と弾んで、競り声を立てゝいる酒問屋の息子の手に品物が拈ねられる度びに、本能的に、きらりと光る注意の眼が品物に注がれました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
作例 · 標準
選挙戦は終盤に差し掛かり、候補者たちの間の競り(せり)はますます激しくなった。
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スポーツの世界では、常にライバルとの競り(せり)合いが選手を成長させる。
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ビジネスでは、市場での優位性を保つために、絶え間ない競り(せり)に打ち勝たねばならない。
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標準
auction
作例 · 標準
早朝の魚市場では、活気のあるマグロの競り(せり)が行われていた。
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そのアンティークの花瓶は、オークション(競り)で予想以上の高値がついた。
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彼は、欲しかった絵画をアートオークション(競り)で落札した。
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