懐疑派
かいぎは
名詞
標準
the skeptics
文例 · 用例
私は、まア、懐疑派だ。
— 二葉亭四迷 『私は懐疑派だ』 青空文庫
むかし英吉利にダヴヰツド・ヒユウムといふ懐疑派の哲学者があつた。
— 大正八(一九一九)年 『茶話』 青空文庫
一度理性を働かして物を考えると、自分は忽ち懐疑派になる。
— ――Our faith comes in moments; 『錯覚した小宇宙』 青空文庫
この問題に関して、世は挙げて懐疑派がいないらしいから、フシギである。
— 天光光女史の場合 『安吾巷談』 青空文庫
(『ホトトギス』、二四、七)俳話小話(四) 深い心の人、浅い心の人、広い心の人、狭い心の人、大きな思想家、小さい思想家、懐疑派、楽天派、憤慨家、呑気者、労働者、知識階級、貧乏人、物持ち、それらは問わない、如何なる種類の人でも、本当の心持を詠ったものは結構。
— 高浜虚子 『俳句への道』 青空文庫
なかなかりこうだ、全くりこうだ、目から鼻へ抜けるくらいなのだが、ただ考え方に何か特殊なところがある……なかなか人を信じなくて、懐疑派で、皮肉屋で……一杯くわすことが好きなんだ。
— フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 『罪と罰』 青空文庫
けれど、彼はあまりに懐疑派であり、若年であり、抽象家であり、したがって残酷であったから、最後の解決すなわち淫蕩が、何よりも一番ありうべきことと信じないわけにゆかなかった。
— フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 『罪と罰』 青空文庫
アポロニオスはプラトン派、懐疑派、エピクロス派、アリストテレス派、ピタゴラス派の哲学を学び、ピタゴラス派の哲学を採用したと言われている。
— OUTLINES OF GREEK AND ROMAN MEDICINE 『ギリシャおよびローマ医学の概観』 青空文庫