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慈しむ

いつくしむ
動詞-五段-マ行動詞-他動詞
1
標準
to be affectionate towards
文例 · 用例
希望を持てないものが、どうして追憶を慈しむことができよう。
梶井基次郎 冬の日 青空文庫
青年には童がこの兎馬を愛ずるにも増して愛で慈しむたくましき犬あればにや。
国木田独歩 わかれ 青空文庫
かの女は、だんだん老紳士に対する好感が増して行き、慈しむような眼ざしで青年の姿を眺めていると、老紳士は、暗黙の中にそれを感謝するらしく、「だが、よく、むす子さんを一人で置いて来られましたな。
岡本かの子 母子叙情 青空文庫
「大きくなったな」 さも懐かしみ慈しむように顔を交る/″\右左にやゝ傾けながら始めて見る娘ででもあるようにわたくしの顔を覗き見るのでした。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
だが、わたしはいつの間にかそれを透しておまえに寂しいものと、寂しいものを慈しむ厚いあたたかいもののあるのを感じて、だん/\離れ難くなって来た。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
粋は仁に邇し、即ち魔境に他を慈しむ者。
北村透谷 粋を論じて「伽羅枕」に及ぶ 青空文庫
」と娘を抱き寄せ、ごわごわした大きな手で、慈しむように娘の栗毛をなでた。
A STUDY IN SCARLET 緋のエチュード 青空文庫
夏の暑さは海辺の別荘へ、冬の寒さは暖かな山の温泉へ、何不自由なく過ごせる華やかな今の身の上――それに今の母は強いて綾子を欲しいと願つた程なのであつたから、それこそ玉のやうに大切に、吾子のやうに慈しむでゐるのであつた。
牧野信一 秋雨の絶間 青空文庫
作例 · 標準
彼は自分の育てた野菜を、我が子のように慈しんでいる
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年老いたペットを最後まで慈しみ、世話をする。
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どんな命も軽んじることなく、慈しむ気持ちを持ちたい。
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彼は弟子たちを厳しくも温かく慈しんで育てた。
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