絶世
ぜっせい
名詞-の形容詞名詞
標準
peerless
文例 · 用例
易者が、T「貴殿を死ぬ程恋する女性が居る」 左膳が、T「一人で結構」 と言って、T「美人だろうなその女」 易者がクシャクシャと口の中でとなえ乍ら、T「絶世の佳人」 で左膳喜んだ。
— 山中貞雄 『なりひら小僧』 青空文庫
T「年は十八絶世の美人」 とほくほく物で後をつける。
— 山中貞雄 『なりひら小僧』 青空文庫
しかも、その奥さんたるや、若くて、高貴で、教養のゆたからしい絶世の美人。
— 太宰治 『グッド・バイ』 青空文庫
今しも、後部甲板昇降口より現はれて、一群の肩章に波を打たせたる年少士官等と語りながら、徐かに此方に來かゝる二個の人――軍艦々上には珍らしき平服の姿、一個は威風堂々たる肥滿の紳士、他の一個は天女の如き絶世の佳人!
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
処は英国の或る海岸に、一軒の立派な家がある、之れは老貴族|松浪伯爵の別荘で、伯爵は極く愉快な人物、それに三人の娘があって、いずれも絶世の美人と評判が高い。
— 流星奇談 『黄金の腕環』 青空文庫
で、高尾、薄雲、芳野など云ふ絶世の美人の身代金、即ち人參一兩の値は、名高い遊女一人に相當するのであるから、蓋し容易なわけのものではない。
— 泉鏡太郎 『人參』 青空文庫
しかし、男が、ふと或る女を想いつめ、その女にいろいろな空想や希望を積み重ねて行くとその女が絶世の美人に見えるようになって来ますね。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
絶世の美人だったが姉妹とも躄だった。
— 岡本かの子 『雛妓』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は絶世の美女として、多くの絵画や文学作品に描かれた。
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その芸術家は、絶世の才能を持ちながらも、不遇の生涯を送った。
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絶世の輝きを放つダイヤモンドが、オークションに出品された。
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