しかめ面
しかめづら異読 しかめつら
名詞名詞-の形容詞
標準
frown
文例 · 用例
人間は年が年じゅう、朝から晩まで、しかめ面して働いてばかりいられるものではない。
— 九鬼周造 『祇園の枝垂桜』 青空文庫
汽車案内の細字を、しかめ面で恁う透すと、分つた――遙々と京大阪、神戸を通る……越前ではない、備前國糸崎である。
— 泉鏡太郎 『雨ふり』 青空文庫
アイリスの決定的な提議にワルトンは一寸困ってしかめ面をしたが、直ぐにやっと笑って、ジョーンを振り向いて訊いた。
— 岡本かの子 『決闘場』 青空文庫
その一方で用人は、村役人のしかめ面を眼前に浮べていた。
— 田中貢太郎 『貧乏神物語』 青空文庫
しかめ面で玄関へ出て戸を開ける。
— THE CROOKED MAN 『曲れる者』 青空文庫
前者ではそのおもな特徴は長い捲毛と微笑とであり、後者では肋骨ボタンをつけた上衣としかめ面とである。
— THE MAN OF THE CROWD 『群集の人』 青空文庫
こう書きながらも、つくづくおまえの馬鹿さが嫌になり、ペンが重く顔がしかめ面になってくる。
— 太宰治 『如是我聞』 青空文庫
出がけに振りかえってみると、私たちのいた二階の窓から、小さな蒼いレムのしかめ面が私たちをめがけて突き出ていた。
— テムズに聴く 『踊る地平線』 青空文庫
作例 · 標準
彼がしかめ面をしている時は、だいたい機嫌が悪い。
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鏡を見て、自分のしかめ面に思わず笑ってしまった。
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「そんなしかめ面をしてないで、もっと笑って!」と彼女は言った。
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