明るみ
あかるみ
名詞頻度ランク #22100 · 青空 650 例
標準
bright place
文例 · 用例
長の年月、海を見るたびに、おぼろに感じてゐたことが、急に明るみに出た感じ。
— ――人と海―― 『海の詩』 青空文庫
おつとり霧も立罩めて その上に月が明るみます、と、犬の遠吠がします。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
七月の炎天も、この谷間までは迫って来ないと見えて、白剥山を一つ超えて、東俣の谷へ来ると、未だ若葉、青葉の新緑が、生々しかったが、ここまで溯ると、濶葉、細葉は、透明を含んだ、黄の克った、明るみのある嫩い緑で、霧の雫にプラチナのように光った裏葉を翻えしている。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
明るみへ出て影を※ぎとられるか闇に骨まで呑み込まれてしまうかだ。
— 岡本かの子 『街頭』 青空文庫
海上の霧のうすれの明るみに松の生え並ぶ白州の浜が覗かれた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
(年老いた「歎きの女」が若い死者を案内するところの「歎きの國」は、はつきり埃及として考へられるべきではなくして、單に死の意識の沙漠のごとき明るみのなかへのナイル地方の反映として考へられるべきでありますが。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『ドゥイノ悲歌』 青空文庫
その空の明るみを映す田の水や、處處の雜木林の影が蒼黒い夜の闇の中に浮き上つて見え出した。
— 南部修太郎 『一兵卒と銃』 青空文庫
蒼黒く濁つた海は果敢ない空の明るみを波の背に映しながら、絶えず往き來する小蒸汽の蹴波に搖いでゐた。
— 南部修太郎 『修道院の秋』 青空文庫
作例 · 標準
鬱蒼とした森の奥深くを歩いていると、ふいにぽっかりと開けた明るみに出た。
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洞窟の出口に近づくにつれ、次第に前方から明るみが差し込んできた。
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暗い路地を抜けて交差点の明るみへと歩みを早めた。
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標準
the open
作例 · 標準
隠蔽されていた企業の不正が明るみになり、株価は急落した。
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長年秘密にされていた事実が、内部告発によって明るみに出た。
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事件の全貌が明るみに出るまで、もうしばらく時間がかかりそうだ。
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