慈恵
じけい
名詞
標準
mercy and love
文例 · 用例
慈恵の事、伝道の事、世間、其精神を誤解するもの多し、われは今くだ/\しく述ぶるを欲せず。
— 北村透谷 『各人心宮内の秘宮』 青空文庫
勇猛にして無欲清浄にして器量大、廉直にして隠すところなく、明敏にして能く察し、慈恵にして下を育す、好みて忠諫を容るる等、その善き所なり」と云った。
— 菊池寛 『川中島合戦』 青空文庫
俗務をおッつくねて、課長の顔色を承けて、強て笑ッたり諛言を呈したり、四ン這に這廻わッたり、乞食にも劣る真似をして漸くの事で三十五円の慈恵金に有附いた……それが何処が栄誉になる。
— 二葉亭四迷 『浮雲』 青空文庫
アヤは方面委員の世話で慈恵病院に入ったが、附添はこっち持ちで、そのための交通費がいったし、祖父ちゃんがもって行く弁当にうちで皆のたべているスイトンをあてがうわけには行かなかった。
— 宮本百合子 『小祝の一家』 青空文庫
後継ぎの兄はアパート住居で慈恵に通っていた。
— 宮本百合子 『海流』 青空文庫
身は、傅の大納言藤原道綱の子と生れて、天台座主慈恵大僧正の弟子となったが、三業も修せず、五戒も持した事はない。
— 芥川龍之介 『道祖問答』 青空文庫
もしこの時廊下側の座席から久慈恵介が持ち前の金切声をふり絞って、「うるせえ、止めやがれ!
— 本庄陸男 『白い壁』 青空文庫
」 待ってましたとばかりに久慈恵介はすっぽり丸裸になり、元気よく医師の前に立った。
— 本庄陸男 『白い壁』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の慈恵の精神は、多くの人々に希望を与えた。
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慈恵病院では、経済的な困難を抱える患者も受け入れている。
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慈恵の心を忘れずに、人助けをしていきたい。
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