次兄
じけい
名詞
標準
second elder brother
文例 · 用例
長兄を、父と全く同じことに思い、次兄を苦労した伯父さんの様に思い、甘えてばかりいました。
— 太宰治 『兄たち』 青空文庫
たよりにする伯父さんというような人も無かったし、すべては、二十五歳の長兄と、二十三歳の次兄と、力を合せてやって行くより他に仕方がなかったのでした。
— 太宰治 『兄たち』 青空文庫
次兄は、この創刊号には、何も発表なさらなかったようですが、この兄は、谷崎潤一郎の初期からの愛読者でありました。
— 太宰治 『兄たち』 青空文庫
次兄は、酒にも強く、親分気質の豪快な心を持っていて、けれども、決して酒に負けず、いつでも長兄の相談相手になって、まじめに物事を処理し、謙遜な人でありました。
— 太宰治 『兄たち』 青空文庫
いつか鳩に就いての随筆を、地方の新聞に発表して、それに次兄の近影も掲載されて在りましたがその時、どうだ、この写真で見ると、おれも、ちょっとした文士だね、吉井勇に似ているね、と冗談に威張って見せました。
— 太宰治 『兄たち』 青空文庫
次兄は、フラッシュを焚いて、自分のインデヤン踊りを撮影して、その写真が出来たのを見ると、自分の腰布(それは更紗の風呂敷でした)の合せ目から、小さいおチンポが見えていたので、これがまた家中の大笑いでした。
— 太宰治 『人間失格』 青空文庫
私の長兄も次兄も三兄もたいへん小説が好きで、暑中休暇に東京のそれぞれの学校から田舎の生家に帰って来る時、さまざまの新刊本を持参し、そうして夏の夜、何やら文学論みたいなものをたたかわしていた。
— 太宰治 『『井伏鱒二選集』後記』 青空文庫
私はけれども長兄より次兄に多く親しんだ。
— 太宰治 『思ひ出』 青空文庫
作例 · 標準
次兄は私より10歳年上で、いつも冷静沈着だ。
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家族旅行では、次兄が運転を担当してくれた。
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次兄は医者になって、人の役に立ちたいと言っていた。
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