諸芸
しょげい
名詞
標準
(artistic) accomplishments
文例 · 用例
日本人の精神生活の諸現象の中で、何よりも明瞭に、日本の自然、日本人の自然観、あるいは日本の自然と人とを引きくるめた一つの全機的な有機体の諸現象を要約し、またそれを支配する諸方則を記録したと見られるものは日本の文学や諸芸術であろう。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
この人、日本橋に褄を取って、表看板の諸芸|一通恥かしからず心得た中にも、下方に妙を得て、就中、笛は名誉の名取であるから。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
……何不足のない身の上とて、諸芸に携わり、風雅を楽む、就中、好んで心学一派のごとき通俗なる仏教を講じて、遍く近国を教導する知識だそうである。
— 泉鏡花 『半島一奇抄』 青空文庫
○十二月三日より七日間、市村座創業二百五十年の祝賀として、諸芸有名会を開く。
— 岡本綺堂 『明治演劇年表』 青空文庫
東洋の諸芸術にも実践上の必需から来る自らなるそれ等にあって、ただ名前と伝統が違っているだけだった。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
詰り遊歴者諸芸人を勤倹同盟の村で待遇するように待遇する。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
京の公卿方の者で、それは学問諸芸を堺の有徳の町人の間に日頃教えていた者だったということが知られた。
— 幸田露伴 『雪たたき』 青空文庫
これは、他の諸芸におけると同様である。
— ―沙門悟浄の手記― 『悟浄歎異』 青空文庫
作例 · 標準
彼は茶道、華道、書道など、さまざまな諸芸に長けている。
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昔の貴族は、和歌や舞など諸芸をたしなむことが求められた。
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彼女は幼い頃から諸芸を学び、その才能を開花させた。
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