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余暇

よか
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #18025 · 青空 189
1
標準
leisure
文例 · 用例
その蕩揺といふことがない以上、生活の余暇の芸術ではあり得ても、芸術生活となることは出来ない。
中原中也 新短歌に就いて 青空文庫
――さうだとすると、これはまたしても芸術の中に生活を見出すことのない、「生活の余暇の芸術」であると思はれる。
中原中也 新短歌に就いて 青空文庫
これはつまり是等の一呼吸詩歌が十分に人一人の仕事となる性質のものでなくて、生活の余暇に出来る――といつて語弊があるならば、生活に随伴的に出来るものとして意義のあるものだといふことを証示する、一つの事ではあるまいか?
中原中也 新短歌に就いて 青空文庫
扨、新短歌が今後益々作られることに、異存のあるわけもないが、新短歌が「生活の余暇的なもの」といふ私の考へにして間違ひがないならば、新短歌が民族詩歌の発展に寄与する所は少ないであらう。
中原中也 新短歌に就いて 青空文庫
あらゆる心と肉の労働者もその労働の余暇にこれらの「自然の音」に親しんでもらいたい。
寺田寅彦 蓄音機 青空文庫
因みに大阪で志賀山流の名取は尚子さん唯一人、尚子さんは放送局の文芸部へ勤められる余暇を、舞の手の記録に捧げておられる。
――戦災余話 起ち上る大阪 青空文庫
このとしにはまた将軍家は、ずいぶんと御学問にいそしまれ、御政務のわづかな余暇にもあれこれと御書見なされて居られました。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫
それは、僧正さまが御坐禅の余暇に御自身でお書きになつた御本だとか、めづらしい本をお書きになつたものだと、けげんさうにお首を傾けて居られたお方もございました。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫