予科
よか
名詞
標準
preparatory course
文例 · 用例
予備門は五年で、其中に予科が三年本科が二年となって居た。
— 夏目漱石 『落第』 青空文庫
予科では中学へ毛の生えた様なことをするので、数学なども随分|沢山あり、生理学だの動物植物鉱物など皆な英語の本でやったものである。
— 夏目漱石 『落第』 青空文庫
予科の方は三級、二級、一級となって居て、最初の三級は平均点の六十五点も貰ってやっとこさ通るには通ったが、矢張り怠けて居るから何にも出来ない。
— 夏目漱石 『落第』 青空文庫
そうこうしている中に予科三年位から漸々解るようになって来たのである。
— 夏目漱石 『私の経過した学生時代』 青空文庫
結局総体の年数から云えば前と聊か変りはないが、予備門|丈けでいうと、一年年数が殖えたことになり、その予備門五年をも亦二つに分ち、予科三年、本科二年という順序でした。
— 夏目漱石 『私の経過した学生時代』 青空文庫
それで、予科三年修了者と、その頃の中学卒業生とを比べて見ると、実際は予科の方が同じ普通学でも遙に進んでいたように思われた。
— 夏目漱石 『私の経過した学生時代』 青空文庫
即ち予科の方では動物、植物、その他のものでも大抵原書でやっていた位であるが、その時の予科修了者は、中学卒業生と同程度ということに見做されることになった。
— 夏目漱石 『私の経過した学生時代』 青空文庫
規則改正の結果、つまり斯ういうことになったので、予科を経てゆく者より、中学を卒業して入った者の方が二年だけ利益をすることになる。
— 夏目漱石 『私の経過した学生時代』 青空文庫
ウィキペディア
予科 とは、学校などにおいて本科へ進む前の予備教育課程のことである。教育制度に組み込まれている点で予備校などとは区別される。
出典: 予科 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0