母国語
ぼこくご
名詞
標準
language of one's country
文例 · 用例
頭脳が透明であるのに母国語で書いた文章が晦渋をきわめているという場合は、よほどな特例であろうと思われるのである。
— 寺田寅彦 『科学と文学』 青空文庫
英語を母国語とする人にとっても便利な機能でしょうが、四苦八苦して英文と格闘する人間にとっては、地獄で仏といった存在です。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
それ故今日、このトゥール生れの、僅か二十年足らずの間に「人間喜劇」九十六篇のほか小論文五百十四、戯曲六篇という尨大な制作を行い、しかも生涯借金に悩まされどおしで死んだ横溢的な世界的作家に母国語で親しめるということは、我々にとって遅すぎたとしても決して早すぎて到来した機会と言えないのである。
— 宮本百合子 『バルザックに対する評価』 青空文庫
悪口には母国語使用のこと。
— 踊る地平線 『踊る地平線』 青空文庫
母国語を奪われているということについて、ショパンは彼の音楽でどんなメロディーを訴えたろう。
— ――日本の文化のまもり―― 『三年たった今日』 青空文庫
マダム・キュリーは小学生だったとき、奪われている母国語についてどんな痛苦を経験したろうか。
— ――日本の文化のまもり―― 『三年たった今日』 青空文庫
日本のわたしたちが、こんにち、本質のすりかえられた民主的語彙によって生活させられているとすれば、それは或る意味で、母国語を失ったよりも重大なことである。
— ――日本の文化のまもり―― 『三年たった今日』 青空文庫
ポーランドや朝鮮の人々は、母国語を失わされたことによって、はげしい正当な憤りを感じつづけた。
— ――日本の文化のまもり―― 『三年たった今日』 青空文庫
作例 · 標準
彼は英語が堪能だが、感情が高ぶるとつい母国語が出てしまうようだ。
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子供の頃に海外へ渡ったため、母国語よりも現地の言葉の方が得意になった。
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多様な人種が集まるこの街では、至る所で様々な母国語が飛び交っている。
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