幻辞.com

軍使

ぐんし
名詞
1
標準
truce bearer
文例 · 用例
そして此人々の膝の上にあつたセルヰエツトは、それ/″\の手に掴まれて、軍使の掲げる旗のやうに、休戦と平和とを表して閃いた。
DAS FAMILIENFEST 祭日 青空文庫
―― 翌年の春(その春はもの悲しく、冷えびえと來た)、ピロヴァノ男爵の軍使がしづかにランゲナウに入つていつた。
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 旗手クリストフ・リルケ抄 青空文庫
重昌は忠茂の孤軍奮闘するを危んで、退軍を命ずるが、土民軍に軽くあしらわれた怒りは収らず、なかなか服しようとはせず、軍使三度到って漸く帰陣した。
菊池寛 島原の乱 青空文庫
そして、「挙国一致、軍民一体、只管に皇軍使命の達成に邁進すべきことを、切に祈念する次第である」(荒木陸相、九月十八日、読売新聞)と云い、ブルジョア地主的政府の侵略政策の強化を新たに誓ったのである。
――ソヴェト同盟の国家体制と日本の国家体制―― 労働者農民の国家とブルジョア地主の国家 青空文庫
最初の軍使は男に非ず、女であった。
安吾・伊勢神宮にゆく 安吾の新日本地理 青空文庫
それはちょうど戦地において敵の軍使を迎える際にまず布をもって彼の目をおおうた上、車をもってある距離を走らしめ、しかる後はじめてその布を除く、かくして目かくしを除かれた軍使には、とうてい敵陣の様子を十分知ることができないのと同じことです。
末弘厳太郎 役人の頭 青空文庫
ただいま、成吉思汗の軍使と称する大男が、ただひとり乗り込んでまいりましたが、いかが取り計らいましょう。
――市川猿之助氏のために―― 若き日の成吉思汗 青空文庫
幕開くと同時に、下手の入口より、成吉思汗の軍使、近衛隊長|木華里(六尺余の巨漢、隆々たる筋骨)が、城兵四五人に囲まれ、両手を後ろに縛されて出て来る。
――市川猿之助氏のために―― 若き日の成吉思汗 青空文庫
作例 · 標準
白旗を掲げた軍使が、停戦条件を伝えるために敵陣へと足を踏み入れた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
敵軍からの軍使を丁重に迎え入れ、幕舎で秘密裏に会談が行われた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
軍使は無慈悲にも射殺され、和平への一縷の望みは断たれてしまった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview