県紙
けんし
名詞
標準
dominant local newspaper in the prefecture
文例 · 用例
お氣の毒ですが、とか何とか、ちよつと言ひかたを變へれば、雙方もつと、なごやかに行くのに、どうも、ばかにつんけんしてゐる。
— 太宰治 『貪婪禍』 青空文庫
「一人じゃ行けんしなあ」と木之助が思案しながらいうと、松次郎が風呂から出て、「うん。
— 新美南吉 『最後の胡弓弾き』 青空文庫
」お鳥はおほ稻光りのひどい屈曲が雷の直鳴りと共に雨戸を漏れて這入つたのにおびえながら、「若し去年のやうになつて、歸ることがでけんし、金も來ないと云ふことになつたら、どうする?
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
」と、母親は何を言いかけても、お庄がつんけんしているので、腹のなかでそうも思った。
— 徳田秋声 『足迹』 青空文庫
「作太郎にも余りつんけんしない方がいいよ。
— 徳田秋声 『あらくれ』 青空文庫
誰もわしに話かけんし、見むきもせんで、皆川面を見つめとった。
— ON A BRIDGE 『橋の上で』 青空文庫
「泉ちゃん、じゃんけんしようよ――」 などと言って兄と共に遊ぼうとする繁には母の記憶が無いばかりでなく、兄の泉太ですら亡くなった母さんをよく覚えていないと言う程で、二人の子供は唯々父を便りにし、父と共に住むことを何よりの幸福としている。
— 島崎藤村 『新生』 青空文庫
では馬をはいけんしよう。
— 楠山正雄 『一本のわら』 青空文庫
作例 · 標準
地方選挙の動向を知るには、全国紙よりも地元の県紙の方が詳しく載っている。
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彼は長年、県紙の記者として地域の文化や伝統を取材し続けている。
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県紙の朝刊には、近所のスーパーのチラシが大量に折り込まれていた。
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