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行き交い

ゆきかい異読 いきかい
名詞
1
標準
coming and going
文例 · 用例
ただ、遊んで行けばいいのよ」 先程からわたくしたち二人の話の遣り取りを眼を大きく見開いてピンポンの球の行き交いのように注意していた雛妓は「あら」と言って、逸作の側を離れて立上り、今度はわたくしの傍へ来て、手早くお叩儀をした。
岡本かの子 雛妓 青空文庫
縦横無尽に行き交い飛び交う。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
一つは、こんな心持の行き交いにさえも作用する生活の事情ということ。
一九三八年(昭和十三年) 獄中への手紙 青空文庫
異常な胸さわぎと、行き交いの風の匂いを持って帰るだけだった。
――四半自叙伝―― 忘れ残りの記 青空文庫
行く者、帰る者、罹災者達の蜿※たる流れがまことにただ無心の流れの如くに死体をすりぬけて行き交い、路上の鮮血にも気づく者すら居らず、たまさか気づく者があっても、捨てられた紙屑を見るほどの関心しか示さない。
坂口安吾 堕落論 青空文庫
そばを怪魚が行き交い、巨大なシタガレイは並の食卓よりでかく、エビもどきはハロルドの肩まである。
The Island of Shadows 幽霊島 青空文庫
やがて男どもが行き交い始め、しばらくして安堵したのはあの男を見たからだ。
The Mystery of the Four Fingers 謎の四つ指 青空文庫
通りには大勢の新聞売り子が行き交い、口々に叫んでいた。
A Secret Service 諜報部 青空文庫
作例 · 標準
駅前は多くの人が行き交い、活気に満ちていた。
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祭りの日は、普段静かなこの町も人の行き交いが絶えない。
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